ルックホールディングスが挑む、"人事データ基盤"の再構築 ~社員一人ひとりのキャリアを守り、未来へつなぐ~

ルックホールディングスが挑む、
「ルックホールディングスが挑む、
サービス
Combosite PathosLogos
社名
株式会社ルックホールディングス
業種
飲食・小売・サービス
従業員数
〜1,000人

■インタビュー担当者

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人事総務部 人事課 課長 荒田 菜穂子様

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人事総務部 人事課 太田 一寿様

長く使ってきた旧来型システムの限界と、刷新を後押しした課題

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同社では長年、統合型人事システムを基盤として、社員の情報や履歴を管理してきました。社員一人ひとりの歩みを正確に記録し続けることは、キャリアの連続性を守り、適切な評価や配置につなげていくための基盤であるという考え方が、同社の人事運用の根底にあります。入社から現在までの経歴を正確に残せることは、さまざまな経験を積んでオールラウンダーとして活躍していただく同社にとって大きな価値があり、人事業務の多くがこの仕組みに支えられていました。

一方で、システムはサーバー型で、保守切れやサポート終了が目前に迫っていました。動作環境の制約や更新の負荷も大きく、維持コストをかけて延命するか、別の基盤へ切り替えるかという判断が避けられない状況になっていました。

実際には、タレントマネジメントSaaSなど複数のサービスを5〜6年かけて比較してきましたが、同社が重視する「履歴を正しく蓄積し続けられる人事データベース」という要件を満たすものは多くありませんでした。

これまで同社の業務を支えてきたシステムへの信頼は大きいものの、旧来型の人事システムは保守期限が近づいており、今後も使い続けるためには更新対応が必要な状況にありました。ちょうど同時期、同社では中期経営計画において「デジタル基盤のアップデート」が重要方針として掲げられており、全社的に基盤の見直しが進められていました。

こうした経営方針とシステム更新のタイミングが重なったことで、従来と同じ仕組みを延命するのではなく、将来のデータ活用を見据えた人事基盤へと刷新する判断が現実的な選択肢として浮かび上がります。この状況が、人事基盤の刷新を本格的に後押しすることになりました。

新しい仕組みに求めた条件は、"つながること"

旧来型システムの刷新が必要になる中で、同社では複数のサービスを比較しながら新しい人事システムの検討を進めてきました。タレントマネジメントSaaSなども候補に挙がりましたが、同社が重視する「社員の履歴を正しく残し続けるデータベース」という条件を満たすものは多くありませんでした。

一方で、同社ではすでに勤怠管理や労務手続きなど、用途の異なるHR SaaSを複数運用しており、サービスごとにデータが分かれることで管理が複雑になる状況がありました。委員会資料やストレスチェック関連の資料を作成する際には、人事データを旧来型の人事システムから都度書き出し、別資料として加工する必要があり、データ抽出や整形に多くの工数がかかっていました。新しい「人事システム」を選ぶにあたっては、「既存のHR SaaSを活かしながら、現在の運用を大きく崩さずに連携できるか」が重要な判断基準となっていきます。

既存の人事・労務関連SaaSと柔軟に連携し、段階的に人事データの基盤を整備できるという強みを持つHR共創プラットフォーム「PathosLogos」は、同社が抱えていた課題の解決策に合致すると考え、検討を始めました。既存の労務管理SaaSや勤怠SaaSを最大限活かしながら、無理なく移行できるという考え方は、これまで模索してきた方向性とも一致していました。

単にシステムを一元化したいのではなく、人事情報が用途ごとに分断されている状態を解消し、「一つの正しい人事データを起点に、必要な仕組みがつながっていく構造をつくりたい」という課題意識を持っていました。担当者の方からは「最初に話を聞いたとき、まるで夢物語のような仕組みに感じた」「こんなことが本当にできるのか、と衝撃だった」という声も出ています。

単にシステムを置き換えるのではなく、分散していた人事データや運用を"つなげていける"こと。これが、次の「人事システム」に求める条件として明確になっていきました。組織構造や運用に合わせて段階的に広げられる柔軟性は、その考え方を実現するために欠かせない要素として位置づけられ、選定の方向性を大きく形づくっていきました。

「PathosLogos」を選んだ理由──履歴を起点に、人事の仕組みを"つなげていける"共創型の人事基盤

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同社が「PathosLogos」を選んだ背景には、段階的に整備を進められる柔軟性と、自社の運用に寄り添う姿勢に加え、「社員の履歴を正しく蓄積し続けられる人事データベース」であるという点への評価がありました。

長期雇用を前提とする同社にとって、入社から現在に至るまでのキャリアや異動、評価といった履歴を正確に残し続けられることは、人事基盤における最も重要な要件のひとつでした。同社では、こうした履歴を正しく蓄積し続けることそのものが、社員一人ひとりのキャリアの連続性を守ることにつながるという考え方を大切にしています。

人事部門では、既存のHR SaaSを使い続けながら、必要な領域から順番に整備していく進め方を重視していました。一度にすべてを入れ替えるのではなく、自社の体制や理解度に合わせて段階的に広げられる点は、「PathosLogos」が持つ大きな特徴のひとつです。すでに運用している勤怠や労務管理SaaSと連携しやすいことも、導入判断を後押ししました。

また、「PathosLogos」は単にシステムを提供するだけではなく、人事データの整理や業務フローの見直しも一緒に進めていく「共創型」のアプローチを掲げています。担当者からは「仕様に合わせて運用を変えるのではなく、現場の状況に合わせて、履歴を正しく残せる仕組みを一緒につくっていける点に魅力を感じた」という声も聞かれました。

刷新プロジェクトは、まず旧来型システムの代替となる人事データベースの構築を第一フェーズとし、その後に複数事業を横断したデータ基盤の整備へと進む構想が描かれています。「PathosLogos」の柔軟性は、履歴を軸とした人事データの蓄積と、段階的な基盤づくりの両立という同社の課題に、自然にフィットするものでした。

次につなげるための基礎整備──分散した人事データを"正しく扱える形"へ

現在、同社では「PathosLogos」を用いた人事データの基礎構造づくりが進んでいます。これまで勤怠や労務手続きなど、用途の異なるHR SaaSで管理していた情報は、それぞれ項目の定義や更新タイミングが異なっていました。まずはそれらを整理し、事業領域を超えて一貫して扱える形へ整える作業が中心となっています。

この取り組みは、人事データの"基礎工事"にあたるものです。各事業やブランドごとに運用が分かれていた項目を比較し、共通化できる部分や、逆に事業特性として残すべき部分を丁寧に見定めながら進めています。こうした整備が進むことで、後の分析や横断的な活用に耐えられる状態が整っていきます。

また、移行は一気に行うのではなく、現場の負担を抑えながら段階的に進める方針が採られています。日々の業務に混乱を生じさせることなく前に進められている点は、プロジェクトの大きな成果といえます。担当者からは「ようやく土台が見えてきた」といった声が聞かれており、まだ構築途中ではあるものの、データがつながることで業務が楽になるという実感が生まれ始めています。将来的には、複数のシステムでそれぞれ行っていた入力や修正作業を一元化できる見通しも立ちつつあり、取り組みの方向性への手応えが感じられています。

向かう先は、グループ全体で使える"人事データ基盤"

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今後、同社が目指しているのは、複数の事業やブランドを横断して人事データを扱える基盤を整備していくことです。事業ごとに分かれていた情報を統合し、必要なときに必要な粒度で確認できる状態をつくることで、人事部門だけでなく全社の意思決定を支える基盤となります。

すでに旧来型システムの刷新により、次の整備に進むための土台は整いつつあります。今後は、採用・評価・勤怠・人件費といった各領域の情報を横断的に整理し、グループ全体で活用できる共通データとして扱うことが視野に入っています。

同社では人的資本経営への関心も高まっており、「将来的には経営層も必要な情報をすぐに参照できるようになることが理想」と話します。これは単なる効率化ではなく、人事が経営のスピードに応えるための"情報基盤づくり"という位置づけです。

また、「PathosLogos」は既存のHR SaaSと柔軟に連携できるため、会社の成長や体制の変化に合わせて段階的に仕組みを拡張することができます。将来的に別のサービスを追加したり、事業をまたいで運用を広げたりする際にも、大きな再構築を行うことなく進められる点は大きな利点です。

同社が描くのは、一気に完成形を目指すのではなく、段階的に整えながら"活かせる人事データ"を蓄積していく未来。今回進めている基礎整備は、そのスタートラインに立つための重要なプロセスであり、ここから先の展開に大きな期待が寄せられています。

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